コンベヤのベルト破損を解決する衝撃対策
CASE 004
- 処理:供給
- 業種:リサイクル
- 原材料:プレス抜き打ち屑を破砕品にしたもの(ASR)
- 導入商品:バイブロフィーダ
依頼内容
金属スクラップおよび産業廃棄物の破砕処理業者様から、「ベルトコンベヤで搬送する際、ベルト破損が頻繁に起こり困っている」とご相談がありました。
課題・原因
既設のラインは破砕機とベルトコンベヤの間で落差があり、プレス打ち抜き屑が破砕機からコンベヤのベルト部分へ直接落下する構造でした。ベルトが頻繁に破損する原因は、その高低差からの衝撃によるものです。破損の度にラインを止め、作業員によるベルト交換が必要となることが、作業的にも効率的にも大きな負担となっていました。
提案内容
「バイブロフィーダ」のトラフ搬送面に、衝撃防止用のアングルライニングを施した特殊仕様機をご提案しました。「バイブロフィーダ」は振動源にユーラスバイブレータを使用した安定供給に最適な振動フィーダであること、アングルライニングは過去に数件同様のケースの納入実績があり、2mからの落下でも問題がないことが実証済みであることをご説明し、導入をご決定いただきました。納入後は、衝撃はアングルライニングで吸収され、ベルトの摩耗や破損は改善されました。ベルト交換作業がなくなったことで、不要な人件費や設備費を抑えられたとお客様からお喜びの声をいただきました。