狭い搬入経路でのフィーダ入れ替え・設置

CASE 010

  • 処理:供給
  • 業種:鉱業
  • 原材料:石灰石
  • 導入商品:バイブロフィーダ

依頼内容

鉱業メーカー様から、「老朽化した振動式フィーダを新しくしたいが、設置場所への搬入経路が狭いので困っている」とご相談がありました。

課題・原因

既存の振動フィーダは、鉱山の奥深く狭い場所に設置されており、完成品寸法のまま搬入することができない状況でした。当社へ打診する前に依頼した競合メーカーからは、それを理由に断られたという経緯がありました。この問題を解決する搬入方法を確立し、できるだけ低コストで既設の振動フィーダと入れ替え・設置するプランが必要でした。

提案内容

過去に納入した実績のある分割タイプの「バイブロフィーダ」をご提案しました。本体寸法から強度計算を行いモーターベース部の溶接やクロス状の補強材を施すことで、トラフや架台の強度を一体型と遜色のないレベルまで上げることができます。この、本体を分割して搬入する方法が採用され、無事、入れ替え・設置に成功しました。導入後、分割部含めトラブルも無く順調に稼働しているとの報告をいただきました。本件のセットアップメーカー様からも、同様な状況にある老朽化したフィーダは多数あるため、今回の実績により提案の幅が広がったと評価していただきました。