ライン外大量排出をトラフの工夫で解決

CASE 011

  • 処理:輸送
  • 業種:リサイクル
  • 原材料:ペットボトル回収品(リサイクル)
  • 導入商品:バイブロコンベヤ

依頼内容

食品容器・トレーメーカー様から、「リサイクルするペットボトルの輸送ライン上で、金属除去の際にペットボトルがライン外に大量排出される問題を改善したい。」とご相談がありました。

課題・原因

既存設備では、回収したペットボトルに混入している金属類を2台の金属検出器を用いて除去していました。しかし、金属検知された部分を落下させるという方法のため、金属類と一緒にペットボトルまで除去されてしまっています。さらに、ペットボトルが重なり合い層厚状態で輸送されていることで、不要な除去が大量に発生している状況でした。ペットボトルを平滑化し、こぼれを解消できる輸送設備が必要とされていました。

提案内容

まず、多形状の輸送に実績のある「バイブロコンベヤ」を選定しました。斜め上方に重力加速度の4倍で振動する「バイブロコンベヤ」は、トラフ上にあるペットボトルを斜め上方に放り投げるようにして移動させます。また、トラフ上でのペットボトルの重なりを改善するために、トラフ面にV字型の堰を設ける提案をしました。ペットボトルを中央に集中させることで均一に堰を越えて行くため、重なり合いを解消する効果が期待できるからです。さらに、1台の「バイブロコンベヤ」で2台の金属検出器に供給できるよう、機械幅に合わせて分離するためのトラフの追加工も施しました。納入後は、ペットボトルの重なり合いを解消でき、金属と一緒に除去されていたペットボトルの数も低減し、歩留まりが約20%も改善できました。お客様には、予想以上の効果に大変満足していただいています。