メンテナンスが容易な振動式ふるい分け機

CASE 060

  • 処理:ふるい分け
  • 業種:化学
  • 原材料:肥料
  • 導入商品:バイブロスクリーン

依頼内容

肥料を製造しているお客様から「現在使用している旋回式スクリーンが効率的でないので振動式に刷新したい」との相談を受けました。

課題・原因

肥料は1.2〜5mmのサイズを製品としているので、それ以外の1.2mmアンダーと5mmオーバーを2段階で取り除いていました。長年ご使用されている既設の旋回式スクリーンは、10t/hもの処理能力で稼働しています。しかし、構造上、駆動部の定期的なメンテナンスが必要で、そのコストと手間がお客様の大きな負荷になっていました。また、スクリーンの目詰まりも頻繁で、その都度金網を清掃しなければならないことも刷新を決断した一因でした。これらの課題を解決しつつ、同スペース内に同処理量を維持できる機種の導入をご要望でした。

提案内容

選定したいのは、実績豊富な振動式ふるい分け機の「バイブロスクリーン」です。振動源のユーラスバイブレータは、メンテナンスが容易なうえ安定性にも優れています。しかし、懸念点は処理量です。振動式でも既設と同サイズのトラフ幅1200mm×長さ3600mmで、10t/hをクリアできるかがポイントとなります。まずはサンプルテストで処理能力の確認が必要です。そして2段階の選別については、上下2段のスクリーン構造では金網の交換が簡便に行えないため、投入側に1.2mm、排出側に5mmを配置した1床2段式の仕様でのご提案としました。後日、振動機器テストセンターで実施されたテストの結果は良好で、処理量条件を無事クリアし、2段階の選別も問題ありませんでした。また、タッピングボールを入れることで、目詰まりを防止できることも確認できました。お立ち会いいただいたお客様もこれらの結果に満足され、架台と投入ホッパ設備も含めた工事一式をご発注いただきました。導入後は、「現場の負荷が大幅に軽減されて効果覿面」と大変喜ばれ、同様の設備をもう1台追加でご注文いただきました。